2009年07月01日

醤油あいす

syoyuice.jpg



発売時期・価格

2009年5月上旬
120_g入り270円(税込み)
県内全直営店で販売



商品概要・特徴

「くらた」(湯沢市)は、秋田県仙北市の角館店(安藤醸造元北浦本館内)で販売している有名なしょうゆソフトクリームをカップ入りアイスに仕立てた「醤油あいす」を販売した。しょうゆソフトクリームは安藤醸造元製の「別撰醤油」を使用。しょうゆとミルクのコクが上品に調和し、キャラメルのような風味が楽しめる。この独特の風味と濃厚な味わいが特徴で、人気商品となっている。色は薄い茶色。



AKITAquest コメント

◇ master
うまい、独特の味がなんとも言えない。
しかし、アイスはソフトクリームに比べてかたいから若干食べにくい。
あとはパッケージデザインをなんとかすればいいと思う。
評価 ★★★★★★★★(8点

◇ NB
ソフトクリームのイメージが強いので、この形態に違和感を感じる。
ソフトクリームだと全部食べてしまうが、アイスだと半分でたくさん。
評価 ★★★★★★★★(8点

◇ カワウソ
見た目がコーヒー。でも、まろやか。
ソフトクリームに比べて、量が多い感じがする。
評価 ★★★★★★★★(8点

◇ M&H
アイスの形態になっても、ソフトクリームのような柔らかさがあっていい。
味も独特のものがあっておいしいが、ソフトクリームに比べて飽きがくる。
価格からすると高級であるが、パッケージはそれ相応でよいと思う。
評価 ★★★★★★★★★(9点

*10点満点中



AKITAquest 視点

いずれのquestもしょうゆソフトと醤油あいすの違いを指摘している。ソフトクリームとアイスは、違うもの、違う商品だと考えなくてはならないだろう。ババヘラアイスもカップ入りやアイスキャンディー風の商品を発売しているが、路上販売のヘラ盛りアイスとは触感が違い、味も違うように感じるという。つまり先行商品のしょうゆソフトに対して、醤油あいすの位置づけをどのようにするのかが、販売のポイントとなるだろう。味やパッケージデザインなどは、よくできた商品である。



ヒットの可能性

★★★★★★★★
☆☆ (8点)


hare_kumori.JPG



参考資料:秋田さきがけ新聞、日経MJ、株式会社くらた H.P.

http://www.okashinokurata.com/
http://www.okashinokurata.com/yo/shoyuice.htm
http://akita.keizai.biz/headline/647/
posted by AKITAquest at 19:41| Comment(51) | 食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HIRAIZUMI飛良泉 山廃純米酒

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発売時期・価格

2009年6月上旬
山廃純米酒 500ml
原料米/精米歩合 美山錦/ 60%
日本酒度・酸度 +1.0・2.8
アルコール分 13.0度
価格(税込)980円



商品概要・特徴

飛良泉本舗(にかほ市)は、新しいスタイルの日本酒「HIRAIZUMI飛良泉 山廃純米酒」を発売した。商品コンセプトは、食事中に気軽に飲める日本酒。従来の日本酒のイメージを変えるようなワインボトルのような瓶に詰めている。飛良泉本舗の斎藤雅人社長は「日本酒は酸味を抑えるのが主流だが、さわやかな酸味があると幅広い食事に合う」と話している。自社培養の多酸性酵母を用い、酸度は同社の他銘柄の倍近い2.8度。アルコール度数は日本酒としては低めの13%で、さわやかな酸味とライトな味わいが特徴。「日本酒への関心が高まっている若い世代の需要にも応えたい」とし、若年層も含む幅広い消費者をターゲットとしている。「肉料理やチーズ、サラダなどとも合う日本酒。ワイングラスなど薄く透明なガラス容器で、冷やして飲んでほしい」という。



AKITAquest コメント

◇ MAKKY
ラベルの感じがよくないので、そこをもう少し研究した方がよい。
筆字風の文字の方がよいのではないか?
女性をターゲットとしているようだが、女性には魅力的ではない。
味からして「和」の方がしっくりくる。
評価 ★★★★★(5点

◇ EMI
よく知っている飛良泉が新しくなってる。斬新でいいかも。
これとの組み合わせセットがあれば、贈り物として利用したい。
女性は外で飲むとき、パッケージイメージではなく好みの味を重視する。
もう少しわかりやすいウンチクが書かれていればいいと思う。
評価 ★★★★★★★(7点

◇ shizu
これは酒好きが好きな味だと思う。
日本酒は嫌いでないけど、頻繁に飲まない人はちょっと…
紹介されたならば飲む。
評価 ★★★★★(5点

◇ TACHI
飛良泉らしく、おいしい。
少し量が少ないかな?
評価 ★★★★★★★★★(9点

◇ MB280
軽くてフルーティー、飲みやすさを究めているが、万人受けするかどうか…
「日本酒は飲みにくい」と感じている人にはいいかな。
買った人が何を求めているかで、評価が大きく変わる酒だろう。
評価 ★★★★★★★★(8点

◇ shinbo
味がシンプルすぎる。
そのため、秋田のお酒の歴史が見えなくなっている。
古さの中の、新しさがほしい。
評価 ★★★★★★★(7点

◇ I_hara
このボトルはどうかな…
評価 ★★★★★★★(7点

◇ sabu
特徴がよく見えない。
もう少し辛口のほうがおいしいかな。
評価 ★★★★★(5点

*10点満点中



AKITAquest 視点

今回、料理と合わせる日本酒ということで、AKITAquestの女性比率を多くした。アルコール度数は低めの13%で、さわやかな酸味とライトな味わいが特徴としているが、女性のquestからの評価はイマイチであった。一方で、日本酒好きのquestからは高い評価を得ている。決してよくない商品ではないが、幅広い消費者をターゲットとすることは難しいようだ。若い世代の嗜好は「味わい」ではなく「香り」を重視すると言われているが、この商品の「香り」は若い世代を捉えるところに達していないように思われる。しかし、若い世代の需要にも応えたいという姿勢は大いに評価できる。パッケージに関しては比較的よい仕上がりであったと思うが、専門的な視点からみるともう少し改善する必要があるようだ。



ヒットの可能性

★★★★★★★
☆☆☆ (7点)


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参考資料:秋田さきがけ新聞、株式会社飛良泉本舗 H.P.

http://www.hiraizumi.co.jp/
http://www.chuokai-akita.or.jp/osake/htmdata/shop.asp?id=C115
posted by AKITAquest at 00:53| Comment(7) | 飲料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

秋田いぶりがっこ

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発売時期・価格

2009年5月上旬
85g入り350円



商品概要・特徴

いぶりがっこ製造、販売の農業組合法人・おばこ食品(大仙市協和、鈴木辰美代表)が発売。同法人が化学肥料を使わずに育てたダイコンを使用。真空パックにしたことで半年程度の長期保存が可能となり、歯応えの良さとみずみずしさが引き立つ仕上がりとなった。いぶりがっこの風味が生かされており、お茶受けやおつまみとして楽しめる。ダイコンの他にニンジンがミックスされている。



AKITAquest コメント

◇ 9218
ニンジンのいぶりがっこをはじめて食べた。
ニンジンの甘みと漬物の味がマッチして、ニンジンの炒め物の触感があっておいしい。
しかし、皮が付いていないダイコンはうまくない。
「買うか?」となると、お土産としも普段食べる漬物としても手は出さないと思う。
評価 ★★★(3点

◇ AD
手が汚れなくていい。
いぶりがっこは値段が高くあまり買わないが、子袋分けされた状態だと安いと思う。
味は思ったよりいい。
でも、これが秋田のいぶりがっこ≠セと思われたら…がっこは形状が大切だと思う。
評価 ★★★★★(5点

◇ カワウソ
田舎のおばあちゃん達が買いそう。
おいしいが若い人は買わないだろうし、お土産としても手にしない。
評価 ★★★(3点

◇ NB
味は良いが、濡れてていぶりがっこ≠轤オくない。
評価 ★★★(3点

◇ M&H
パッケージデザインがダメなので、手にはしないだろう。
小分けされているので、お酒のつまみやお茶受けにいい。
同様の小分けした商品との差別化や進化がよくみえない。
評価 ★★★(3点

*10点満点中



AKITAquest 視点

一番気になった点がパッケージデザインだ。デザインが洗練されていないため、商品の魅力が伝わっていないように思える。「竿灯」「かまくら」「なまはげ」「秋田犬」などの絵を載せ、パッケージデザインの一部として生産地を示しているが、逆にそれがわかりにくい。秋田そのものではなく、「大仙市協和」のみを強調した方が希少性や地域性が目立ち、興味を引くパッケージになるだろう。またカラーリングはいぶりがっこ≠イメージしたものであろうが、色のベースと組み合わせにおいしさが感じられない。マイナス点はデザインだけで、味や小分けの商品形態は良い。特に味に関しては若い人の方が高く評価していたことから、デザインの点を見直すだけでヒットの可能性は向上するだろう。まずは、手にとってもらうための仕掛けと仕立てが必要である。



ヒットの可能性

★★★
☆☆☆☆☆☆☆ (3点)


ame_kumori.JPG


参考資料:秋田さきがけ新聞、農業組合法人 おばこ食品 H.P.

http://www2.bbweb-arena.com/obako-fs/obako.htm
http://www.k3.dion.ne.jp/~akinoho/syoukai/obako/obako.htm
posted by AKITAquest at 23:02| Comment(1) | 食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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